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初めて省エネコンサルティングを受けるとしたとき、省エネ診断、支援、省エネコンサルティング
何がどのような流れで行われるか全体観が掴めないと不安になります。

このコーナーでは省エネコンサルティングと省エネコンサルティングの流れをご紹介します。

省エネコンサルティングとは

省エネに関する目的を達成する為、課題を解決する為に、自社に不足する知識・経験を持った人的資源の提供を受けること。

エコエナジーでは、省エネコンサルティングをこのように定義し、

もしも、あなたの会社に省エネ専任者が不在であれば、専任の人的資源として、目的達成の支援を致します。

もし、省エネ専任者がいらっしゃれば、その方を全力で支援して、活躍の場をお創りします。

 

省エネコンサルティングの流れ

省エネコンサルティングの流れ,省エネコンサルティングのお問い合わせ,お問い合わせ内容の確認,ご来所又は出張訪問日程の摺り合わせ,ご要望の詳細確認,見積書を提出,最終仕様の確定,ご発注,調査・診断の実施,調査・診断結果の報告,"調査・診断結果に基づく目標の設定と 支援内容に関する協議,各支援業務毎に完了報告と 追加の支援措置に関する協議,体制整備と継続出来る仕組み作りのご支援,コンサルティング業務完了

 

よくある質問

Q.省エネコンサルって補助金申請を行う会社のことですか

省エネ補助金の申請代行を行う会社が「省エネコンサル」と表示している事があります。

また、省エネ設備や機材をリースで販売する会社が「省エネコンサル」と表示していることもあります。

エコエナジーでは、省エネコンサルティングを、温暖化防止対策によりESG対応に繋げたい、或いは原価低減によりして企業の利益を確保するという目的を持ちながら、それを実現するための「人的リソース」としてご提供をしています。

補助金の申請代行は、目的達成のプロセスの中で必要な場合に行いますが、申請代行ありきではありません。

また、機械装置をリース販売する事が目的でもありません。そもそも、エコエナジーでは機械装置の選定についての助言はしていますが、販売をしていません。
それは、省エネコンサルティングを行う会社が、どこかの会社の代理店になることは、あり得ないと考えているからです。
そんな事をしたら、販売手数料に目がくらみ、お客様のための助言が絶対にできないと考えるからです。

Q.省エネと節電の違いってあるのでしょうか

実は、「省エネ」と「節電」は違います。

節電は、使うべき電気の量をケチしてでも少なくする事、

省エネは、同じ目的を達成するために使うエネルギーの量を少なくすることです。

ポイントは、必要なものまでケチして使わないか、必要なものは使うのかの違いにあります。
理想のエネルギーマネジメントを行う為にも、言葉の定義を確立する事が大切です。

この定義が出来たところで、改めて振り返って考えてみます。

しっかりと節電に取り組んでいると、ある日プツッとやる気スイッチが切れてしまう事があります。
上司がいないある日、社長がいないある時、「まっ、イイカ!」と。 そして、節電はそれっきりで終了を迎えます。

困った事は、一度終了させた節電を復活させることが、至難の業であることです。
何故なら、義務感で節電して来た等、既に嫌なイメージが付着しているためです。
嫌なイメージのものに対し、再び、取り組むには精神的な拒絶反応が出るものです。

節電は、使うべき電気の量をケチしてでも少なくする事、
省エネは、同じ目的を達成するために使うエネルギーの量を少なくすることです。
ポイントは、必要なものまでケチして使わないか、必要なものは使うのかの違いにあります。

節電のリバウンド

節電には大きなリバウンドがあります。
ダイエットのリバウンドのように、以前よりも困った状態に陥ります。
リバウンドの原因は、どれも「やっている本人が楽しくないから」です。

節電と省エネの概念が混同している方は、「節電」も「省エネ」もどちらもリバウンドを起こします。

楽しくない上に、必要なことまで無理をしているから、リバウンドが大きくなります。
リバウンドのないダイエットが人気を博するように、
リバウンドしない省エネが「スタンダードになる」ことを、エコエナジーは目指しています。

Q.省エネコンサルティングって良く分からないのですが

このような悩み・課題を抱えていらっしゃいませんか

◇電気代を下げて、利益を出したいと本気で考えている

◇ガス代を下げて、利益を出したいと本気で考えている

◇エネルギーコスト全般を下げて、利益を出したいと本気で考えている

◇CO2を本格的に削減するかペナルティを支払うかの選択を迫られている

◇エネルギーコストの低減はやり尽くした。(これ以上何をしたら良いのかわからない)

◇現場の課題に気付く能力が向上しない

◇ISO14001がマンネリ化している

◇省エネ法や温暖化防止関連の法令をうまく遵守する仕組みが回らない

◇成果が一過性になり、成果を継続させる仕組みがない

◇部門間のコミュニケーションに課題がある

◇省エネのPDCAが回らない(専任者がいない、技術者がいない、予算が限られている等)

こうした悩みを一つでも抱えていらっる時に有効です。

Q.支援の内容がよく分からないのですが

そうですね。皆さんも体調が悪いときに医者に掛かると思いますが、受診する側が病名を決めて、薬を指定することはありません。
診察や検査データを下に医師が診断します。
診断結果が出てから病名が決まり、その病気やケガの処置や治療が始まります。
診察も検査もせずに病名が決まって手術や処置、治療、投薬がされることはありません。

これと同じで、支援内容は、お客様の目的や目標を「ヒアリング」して現状を「調査・診断」した後に、ゴールに向かう手段を複数考え、ご提案して進めます。
最初に決まっていることは何もありません。

エコエナジーでは、投資が必ず必要になる「設備更新ありき」の提案は極力避け、現状の設備が持っている性能を引き出すための運転・運用の最適化をはかるための指導を先行させます。
 外科手術よりも内科療法を優先させるとお考え下さい。

Q.省エネコンサルティングは、どのような時に有効ですか

省エネコンサルティングは、どのような場合に有効なのかをご説明します。

省エネコンサルティングが有効なのは、あなたの「会社の目的」と合致した時です。
エコエナジーでは、省エネの目的を、最終的に「温暖化防止対策」やエネルギーの合理化による「原価低減」と位置付けています。

視点を変えて表現すると、
省エネ対策を行う事は、直ちに温暖化防止対策になり、原価を低減して企業の利益を増加させることにつながります。

Q.省エネコンサルティングを上手に活用するにはどうしたらよいでしょうか

上手に活用するには、次の3点を明確にすることが大切です。しかし、この3点に対して1人で考えをまとめるよりは、相談相手がいる方が圧倒的に時間を短縮することができます。エコエナジーは、明確化するプロセスもご支援の対象としています。

(1)省エネの目的を明確にする。

(2)目的達成に当たり、自社の人材で不足すると思われた点を明らかにする。
   ・・・多くの場合は、自前の人材では知識・情報・経験が不足している点に目隠しして、何とかなると思い込まれて時間を無駄にしています。

具体的には
①省エネや温暖化対策に関する正しい知識がない。

②省エネや温暖化対策をどのように推進してよいか、展開の方法がわからない。

③どこに改善の余地があるかわからない。

④何から着手したら良いかわからない。

⑤そもそも現状が分わからない。

⑥部会(組織)はあるが、知識不足や経験不足で機能していない。

⑦部会(組織)はあるが、単なる報告会となっているだけで、建設的な運営になっていない。

などで、これら7つのケースのいずれかに該当していながら能力開発の機会を与えず、OJTでそのうち何とか・・・と考えていることが多いのです。

Q.省エネコンサルティングで社内の人材育成もできるのでしょうか

はい、エコエナジーの省エネコンサルメニューには、製造やサービスの現場で省エネの実践をリードする人
技術者としてのスキルは十分あるものの、コミュニケーション能力に不足がある人
或いは、ファシリテーション能力を身に付けていない人
こうした方のスキルアップを行うプログラムがあります。

社内に人材がいない、十分に育っていないなど経験不足・知識不足がある場合、その人材をどのレベルまで育てるつもりでいるのか、方針を決めている事がベストです。

具体的には、3年~5年かかっても社内の省エネプロフェッショナルとして育成するのか、
それとも、社外の専門家と意見交換できるレベルに育てば良いと考えるのか、などがこれに当たります。

時間は全ての人に平等に与えられています。しかし、見方を変えると、時間を買う事もできます。

例えば、新幹線や飛行機です。大切な事に時間を充てるために、料金はかかりますが新幹線や飛行機を使う事で移動時間を短縮する、つまり時間を買うことができます。

省エネコンサルの活用も同じです。あなたの目的を達成するに当たり、最も少ない時間で成果を得ることが可能です。

もし、あなたに時間の制約が無いのであれば、プロフェッショルが10年15年かけて修得したところまで、自力で学び取る方法もあります。

時間が許すならば、東京~大阪間を新幹線を使わずに53日かけて徒歩で行くこともできます。

しかし、生産性の向上が強く求められている中では、如何に効率良く、最少時間で習得し、
更に習得しただけではなく、成果を挙げられる状態になる事が求められている。とエコエナジーでは考えています。
そのためのメソッドをプログラム化して提供していますので、省エネ人材の育成ができます。

省エネコンサルティングの利用は、特急券と同様に、目的達成の時間を圧倒的に短縮する方法でもあります。

Q.コンサル料はどの位でしょうか?

ご支援の内容、事業規模、業種によってことなりますので、一概には言えませんが、省エネ診断のみで50万円~です。
中小企業向けの無料診断で、国が補助している金額が50万円~100万円です。
エコエナジーでは、無料の診断は行っておりませんが、事業規模や内容によって、こうした無料の支援策と組み合わせる事でコストミニマムを図っています。

そして、最も大切にしていることは、省エネのための省エネではなく、コストの利益化です。省エネは実施出来た所から成果が積み上がりますので、原価低減や増益、他社との差別化の源泉になることを意識して省エネコンサルティングをご提供しています。

エコエナジーは「3倍返し」を目指しています

エコエナジーでは、お客様からお支払い頂くコンサル料に対し、「3倍返し」を目指して取り組んでいます。
実際に、お支払い頂くサービス料の「3倍返し」※1という大きなエネルギーコスト削減の実績を出し続けています。

同じ企業の事業所であっても、地域や事業内容、生産量や稼働時間、来客数、人員の出入り状況…、
その他さまざまな要因により、方法や手段は異なります。

エコエナジーでは、ご依頼を頂いたすべての事業所様の状況を詳細に確認※2し、
その上で、最も効果的な手段や方法をご提案させて頂きます。これが、「3倍返し」を実現できる理由の1つになっています。

注記)
※1 これまでの実績として、当社サービスをご利用いただいたお客様にはサービス料の3.0倍~8.2倍の省エネ効果で還元させて頂いております。今後、すべてのお客様にこの還元率が該当するとは限りません。

※2 状況、状態の確認については、当社独自のノウハウも含まれますので、ここではこれ以上の記載は致しません。ご縁を頂く皆様には、様々な観点からのご確認をさせて頂くことになりますが、あなたの会社の最も理想的な省エネプランをご提供させて頂くためとご理解頂きたいと思います。