管理標準は、エネルギーの使用量を適正化(最小化)します。利益づくり貢献します。
特に工場の場合は、設備や生産品目、工程が異なるため、事業所ごとに作成してこそ効果があります。
エコエナジーでは、管理標準の策定を支援するため、講師を派遣し、ひな形による作成の弊害(「飾り」で使い物にならない)を排除し、講座と課題、実習を通して策定方法を支援します。(講座の一部はweb会議でも可)。

講座名

『管理標準』3日間コース

概要

エネルギー使用量届出、中長期計画策定、定期報告書作成は3つで1セットです。
管理標準は、あれば良いという「飾り」ではなく、これらの法定提出書類にはなくてはならない基準書であり、かつその作り方如何が今後の省エネの効果・カーボンニュートラル、ESG/SDGsに大きな影響を与えます。
この講座は、実際に使える管理標準の策定手順を教えるだけではなく、作る人・使う人・関わる人に共通の認識が持てるように、講師が密接に関わり進めて参ります。
毎週1回 1日×3回の構成で無理なく管理標準を策定できるように指導を致します。
管理標準の作り方、設備の確認方法、社内への伝達、普及方法までをご指導する日本で唯一の講座です。

特徴

管理標準は、企業価値を高めESGスコアに影響を与えます。
管理標準は、エネルギーコストを最小化して利益を生み出します。
考え方をプラスに転換する強烈なエネルギーを伊藤講師から受け、単に法令順守の為の面倒な仕事という意識や価値観から解放され、プラス思考に変化し笑顔で管理標準づくりに取り組まれる姿になる点が特徴です。

しかし、理解から実施、実施から展開の間には、ちょっとした障壁・課題があるのも事実です。現に実際に会社で取り組みを始めると、自分は理解できているけれど、周囲の人はあなたと同じではありません。共同で行う事、協力を得て実行する事もいくつかあります。
少なくとも関係者にも認識をして頂き、価値観を共有するレベルまで高める事が必要となり、それが障害と感じるからです。
管理標準は、一人で作るものではありません。また、もし仮に一人で作ったとすれば「飾り」となります。
管理標準は、他部署の方と関わり無には決して出来ません。関係者部署が多岐に亘り、調整協力を求めながらタイムリミットに間に合わせるには・・・?
対応すべき事柄のすべてを俯瞰し、効果的かつ効率的な講座で実現します。

管理標準を策定する意味はどこにあるのか

改正省エネ法で求めている事は、会社単位でエネルギーの使い方を合理化する事。その目標が中長期的に見て原単で毎年1%以上削減することです。一方で、カーボンニュートラルは、実質的に温室効果ガスの排出量をゼロにすることです。そのためには、排出量を抑制することが大切で、再エネ先進国と目されるドイツをはじめとするヨーロッパ諸国では、「再エネに転換」することよりも「使用量を抑制する」ことを何倍も重きを置いて実施しています。

カーボンニュートラルの方策として「エネルギー使用量の母数を低減する」ことは、最も大切でコスト的に最も有利です。エネルギー使用量の母数低減は、エネルギーの使い方を合理化することで達成できます。省エネ法で求める原単位の削減も同時に達成されます。エネルギー管理標準の策定は、省エネ法、CDPレポート、TCFDレポ―ト、統合報告書、ESG/SDGsに直結する影響を与えます。

会場

貴社の会議室・研修室など

参加費用

¥600,000.-(消費税及び出張費別)

参加人数

3名~6名(7名以上は、別途テキスト代が必要)

参加対象

エネルギー管理統括者、エネルギー管理企画推進者(予定者)、エネルギー管理者、エネルギー管理員、サスティナブル推進室、環境部門、経理、総務部門の実務スタッフの方の中で人選してご出席下さい。

セミナーの内容

第一講

9時~17時
管理標準の理解と判断基準のつかい方
① 管理標準とは
② 管理標準作成の意義と価値
~省エネ法、CDPレポート、TCFDレポ―ト、統合報告書、ESG/SDGsとの関係性~
③ 管理標準の全体像をつかむ。
~法律用語を解きほぐし、雛型を元にして解説します~
④ 現場が喜ぶ管理標準と現場が悲しむ管理標準。
⑤ 細かく示された判断基準(ガイドライン)を、どのように読み活用するかを解説します。
⑥ 管理標準の基準部分の作成。

第二講

9時~17時
作成のための現地調査と管理標準作成実務
①個表の作成に必須の現地調査方法を直伝します。
~実際に現場で調査の方法を実習します~
②個表の作成。
③事業所別のアレンジ。

第三講

9時~17時 管理標準の仕上げ
① 総括表の作成。
② アレンジの極意と『管理標準成功の鍵』
(管理標準の完成)

講師からあなたへのメッセージ

①あなたの会社の機械設備データをそのまま使って進めます
毎講、実際のあなたの会社の設備機械データを使って現実的かつ具体的に私と共に進めます。事前にご準備を頂く資料と、受講後に社内で調査・取りまとめの課題があります。
②設備機械が分からなくても大丈夫
設備機械の事が分からなくても心配ご無用。設備機械に詳しい講師が勘所を教えます。
現場での調査の仕方を丁寧に解説して指導しますから安心です。
③知恵を引き出し結集するから成果ができる。
各講座とも決して一人で参加しないで下さい。最低でも3名~4名で私のノウハウ・知恵・体験・経験とあなたの知恵・経験を結集し、貴社専用の管理標準を作り上げ、利益を創造します。

これは費用ではありません。利益づくりのための投資です。

お問い合わせは、03-3862-9898
メール : info@eco-energy.co.jp

エコエナジーが提供する法定業務代行