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魚を釣って与えるのではなく、釣り方を教えるプログラム

ソフトESCOの中核を支える省エネ人財育成のプログラム「EcoFitness®プログラム」をご利用した成果を、

株式会社大塚製薬工場さまが、四国経済産業局主催のエネルギー使用合理化シンポジウムと、北海道経済産業局主催のエネルギー使用合理化シンポジウムで発表をされました。

 2015年1月21日(水)香川県高松市にて

弊社オリジナル 省エネ人材育成プログラム「EcoFitness®」をご採用頂いている株式会社大塚製薬工場様がその取り組みと成果について発表されました。

四国経済産業局が主催する「エネルギー使用合理化シンポジウム」は、省エネ法の特定事業者を対象として、経済産業省の施策の紹介や有意義で他の模範となりうる省エネの取組み事例の紹介を中心に開催されています。
東日本大震災以降、電力エネルギーの需給バランス問題が明らかになり、省エネルギー対策の推進が重要な社会問題となる中、最近では特に、無理なく持続的な省エネ活動を展開するため、エネルギーを無駄なく賢く使っていこうとする運用面についての関心が高まり始めてきました。
そのような中、まさに、エネルギーを無駄なく賢く使い、ランニングコストの削減をし、会社利益への貢献を果たし、一事業者の責任として環境活動にも貢献しようと、運用改善の軸となる「人(人財)」に焦点をあて、人(人財)の成長を考えた「現場主体」の省エネプログラムを取り入れ、省エネ活動を通じて、エネルギーマネジメントと人財育成の両方を見事に達成し、成果を出し続けている株式会社大塚製薬工場様の取組みが、優良な事例であると注目され、その取組みや成果を発表する機会を得られました。エネルギー管理委員会を発足させてから現在に至るまでの紆余曲折、試行錯誤を繰り返しながら現場提案型の省

(株)大塚製薬工場 環境推進部環境企画室エネルギー担当の福原氏
(株)大塚製薬工場 環境推進部環境企画室エネルギー担当の福原氏

エネ活動が定着するまでのプロセスを、エネルギー管理統括者と事務局のメイン担当者によって、分りやすく実体験をそのままにご紹介いただきました。
 省エネ活動を、「ハード(設備更新)」だけではなく、「ソフト(運用改善)」面の、しかも「最適な運用」をなすことで100%性能発揮させる取り組みとその姿勢は、実に画期的なものと言えるでしょう。ランニングコストの削減や、環境活動を順守し事業者としてのリスクを低減する事を目標にスタートした取り組み(省エネ活動)が、実は、省エネ活動を通して省エネ活動にかかわる

人たちの意識を変え、仕事に対する姿勢を変え、組織そのものを強く成長させるという大きな変化、副産物をもたらしているという発表がなされました。
会場を埋め尽くすようにお集まりいただいた皆様の中には、身を乗り出して聴き入られる方、ひたすらペンを走らせメモをお取りになる方も多く、会場内の空気は、担当者の次に発せられる一言一句に引き寄せられているようでした。
 四国経済産業局から、他の模範的事例であるとして講演の機会を頂く事になったポイントは大きく次の3点に絞られると言えるでしょう。

身を乗り出し熱心に聞き入る満席の聴衆
身を乗り出し熱心に聞き入る満席の聴衆

1.省エネ法に基づく仕組みを再構築している
2.仕組みを動かす人材(人財)を育成している
3.継続的に利益を創出している

 株式会社大塚製薬工場での省エネ活動に取り組む皆さまからのコメントの一部です。
「自分の仕事に誇りをもって取り組めるようになった」
「他部門とのコミュニケーション(協力体制)がより図れるようになってきた」
「物事について、一歩踏み込んで、深く考えられるようになった」
「設備や仕事を考える時、省エネを共に考えるようになった」
「この活動を他に広めて欲しい」 ・・・。
 今後もさらなる部門間の交流が互いの長所を発揮しやすくし、さらなる向上へと繋がることは間違いないと思える内容でした。なぜなら、一番現場を知っている「現場が主導する」運用体制が構築され、人を中心とした価値ある省エネ活動を推進されているからです。
 ご多忙の折に、お集まりいただき、シンポジウムを一緒に盛り上げて下さった皆々様に感謝申し上げます。ありがとうございました。

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