2015年7月16日(木)、長野県上田市にて、弊社代表コンサルタント伊藤智教が講師を務めるセミナーが開催されました。長野県をリードする優良企業・団体様から20名の皆様にご参加を頂きました。ありがとうございました。

当日は、今後もさらに値上がりし続ける電気代について、国内はもとより国外の情勢も含めて多角的に分析し、なぜ電気料金が今後も上昇し続けるのか、そもそも電気料金はどのような仕組みで決定され、値上がりの結果どのようなことが起こり得るのか、そのためにどのような対策をとることが可能であるのか等について、情報を共有し確認させて頂く時間となりました。

このまま何ら対策を取らなければ、あるいは何かを変えない限り、電気代の上昇で会社の利益が消失する事は明白な事態となっていますが、直前に発表された「エネルギー白書」の最新情報を盛り込み、具体的な事例を持って講演が展開される中、参加者の皆様の中には、身を乗り出して聞き入ったり、真剣に計算機をたたいたりする姿も見受けられました。
経営者クラス、幹部クラスの方が多かった事もあるのでしょうか、参加者の皆様が、最新データの数値を我が事として受け止められ、自社の現状と照らし合わせながら検証なさっていらっしゃいました。

また、「省エネの３大要素」についても触れられ、新たな設備投資なしに最適な運用を行うだけでも十二分にエネルギーコストの削減が実現できることが紹介されると、それがどのように実現できるのか、最適な運用を行うためにはどのような教育を行えばよいのか等、疑問も寄せられ、会社の利益を蝕むエネルギーコストの問題に多くの方が関心を持っていらっしゃることがわかりました。

堅実で歴史があり、優良な企業様が多いと言われる長野県の皆様が、本質を見逃すことなく、自社の強みや弱みを把握された上で、社内外のリソースを効果的に活用なさっていらっしゃるご様子がひしひしと伝わってくる熱気のあふれたセミナー講演となりました。

意識の高い皆様が、最後まで熱心にご参加くださいましたおかげで、あっという間の２時間となりました。お忙しい中、最後まで真剣にお付き合いくださいまして、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
また、終盤急ぎ足で展開し、お聞き苦しい点がありました事、この場をお借りしてお詫び申し上げます。