第2回 中小企業節電対策経営セミナー

~電気代が利益に変わる5つの方法~

2014年7月9日(月)東京都千代田区にて、弊社代表コンサルタント 伊藤智教が講師を務めるセミナーが開催されました。
先月末の立川会場セミナーに続き、神田会場にも、省エネにご関心を寄せる60名の方がお越しくださいました。変わり易い天候の中、お越し下さいました皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

東京都中小企業振興公社主催 今年度2回目の開催となった神田会場では、講師 伊藤智教のトークにもより一層熱がこもりました。

「電気代が利益に変わる5つの方法」と題しスタートした本セミナーでは、第1回同様、まずは、現状を正しく認識する事から始まりました。 電力エネルギーをとりまく現状を正しく認識するか否かで、その後の施策、行動決定に大きなちがいが生じるだけではなく、得られる結果にも歴然とした違いが生まれるからです。

「省エネとは何か」、正しく省エネ対策を実施した場合には「電気代を利益に変えること」ができ、まさに運用改善だけで利益を創出することができ、企業経営を潤していくことが可能であることをお伝えしました。
また、震災以降、なぜ、電気代が値上がりし続けているのか、その理由を私たちの日常生活に照らし合わせ、構造的に具体的数値や情報をもってお伝えしました。

その結果、私たちの取り組もうとする「省エネ」が、単なる節電や一企業組織の繁栄に留まらず、社会や地球環境に果たす役割・意義が大きいことも確認することができ、「省エネ」のもたらす効果の大きさを参加者の皆様と共有する時間となりました。

研修内容

1.省エネが生み出す尊い利益
2.利益を生み出す運用改善と設備改善
3.運用改善で持てる資源を生かせ
4.運用改善が会社を活性化する
5.設備改善は活性化を加速する

参加者からのコメント:

○講師がとても熱烈、パワフルなので、本当に驚きました。こんなにも情熱的で力強く講演する講師を初めて見ました。
知人に紹介されて参加しましたが、とにかく分りやすく、電気料金の仕組みについて全く知らなかった私でも大変興味を持ちました。早速、我が家の検針票をチェックしてみます。

○電気料金がどのようにして決まるのかを初めて知りました。私たちの生活に欠かせない電気について、何も知らなかったことに気付かせていただきました。そんな私にも、具体的な事例の紹介が多く、とても分り易いセミナーでした。

○「節電」と「省エネ」の違いがよくわかりました。最初は、両者に違いがあるとは思いもしなかったのですが、違いを教えていただき、ハッとしました。これまでの自分は、ずっと「節電」をしていたと思います。職場でも、「節電」の指示を出していました。正しく「見える化」をして、効果のある指示を出せる「省エネ」を実施していきたいと思います。

○とてもわかりやすいセミナーでした。、私自身、エネルギーに関する知識や情報は多少持っているつもりですが、日々のニュースや新聞記事で言われている事と、目の前の省エネ対策とをうまく結びつけることができずにおりました。しかし、伊藤講師は、誰が聞いてもわかりやすい話し方、内容でお話ししてくださり、とてもわかりやすかったです。

○職場では「見える化」のシステムを導入していますが、うまく使えていません。使っている者も数名に限られています。せっかく導入したのですが、うまく運用できていないのが実情です。今日は、正しく運用できれば、コスト削減ではなく利益を生み出せることを教えて頂きました。すぐにできるかどうかはわかりませんが、まずは、自分の課から実践していってみたいと思います。

○セミナーの中で「省エネ」とは何か、ことばの意味を考えているとき、人によってとらえ方が違う事を知りました。省エネ対策をしていくには、上司や同僚たちと共通認識を持つことが大切なのだなあと知りました。

○省エネに取り組むことで会社の利益も生み出せて、内容によっては、行政からの助成金を頂けるのは大変ありがたいことだなと思いました。早速、助成金の情報を集めて、運用の改善と利益率の向上と地球環境への貢献を図りたいと思います。

意識の高い皆様のご参加により、90分という限られた時間は、あっという間に終わりを告げました。特に、具体的な運用改善の成功事例、設備改善の成功事例が紹介されると、参加された皆様はより真剣な表情をなさって熱心にメモを取っていらっしゃいました。ご自身の所属企業・組織と重なるところが多かったのではないでしょうか。

最後まで、熱心にご参加いただき、共にセミナー会場を創り上げて下さった皆様に心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。