「企業の節電・電気料金及びガス料金値上げ対策」教育研修セミナー

~「知らなかった」では大損!まずは電気料金の仕組みを知ろう~

長野県経営者協会主催

 2014年6月11日(水)、12日(木)、長野県松本市、長野市にて、弊社代表コンサルタント伊藤智教が講師を務める教育研修が開催されました。長野県を代表する優良企業、老舗企業・団体から60名もの優秀なリーダーの皆様にご参加頂きました。
雨が降ったり止んだりの不安定な天候にもかかわらず、皆様、最後まで熱心に参加して下さいました。ありがとうございました。

当日は、現状を正しく認識するという事で、現在の電力自由化に関する事実と省エネ法の意義を確認しました。老朽化力に頼る電力供給の実情、未だ縮小するどころか年々複雑多様化する気象変動の実態、今後の経済の見通しについてなどを認識しました。同時に、そもそも「省エネとは何か」、その定義を確認し共有することから始まりました。

1人の社員の気付きと勇気ある言動により、全社的に省エネ推進がなされた企業の事例も紹介され、参加者の多くが、自身の所属する組織に置き換えて、あるいは所属する組織の実態に重ね合せて「省エネとは何か」「省エネ対策を浸透させるには何が必要か」等を思いめぐらし、「省エネの本質」について理解を深めることになりました。

また、「値上げ対策の考え方~知らないと損する電力料金の仕組み~」と題して、電力料金の決定メカニズムや具体的な省エネ対策を確認しました。効果があると信じて取り組んでいた(指示を出していた)節電対策に、ほとんど効果が無かったり、逆効果であったりすることを知らされ、多くの参加者が息をのんだり驚きの声を上げるシーンもありました。

その他、市場ニーズ拡大中のLED対策について、空調を更新する場合のポイントについて、運用の最適化を図ることで省エネ効果を発揮している企業の成功事例について等、盛りだくさんの内容となりました。
会場内では、講師 伊藤智教が得意とするオリジナル人材育成プログラム「EcoFitness®」を導入してコンサルティングをさせて頂いているクライアント先企業での成功事例も紹介されました。(⇒参照「環境ビジネス」2014年夏号)

両日、4時間という限られた時間の中ではありましたが、意識の高い参加者の皆様のおかげで、講師 伊藤智教のレクチャーにも熱がこもりました。最後まで、真剣にかつ積極的に参加して下さいまして、ありがとうございました。

研修内容

1.現状を正しく認識するとは
2.大切な基本情報
3.値上げ対策の考え方~知らないと損する電気料金の仕組み~
4.損する節電と得する省エネ
5.LEDは得なのか?
6.空調更新のポイント
7.見える化(BEMS・FEMS)が決める成果
8.まとめ