ソフトESCOとは、設備投資「0円」で機械装置のスイッチ操作など、教育を受けるだけで最適な運転・運用ができ、実施前の診断により削減額が保証される省エネサービスです。
ソフトESCOと呼べるのは、以下の5つを満足している必要があります。
1. 設備投資を前提にしない。
2. 設備投資「0円」である。
3. 削減額(エネルギー削減量)が実施前の診断により保証されている。
4. 最適な運転・運用により実現される。
5. 最適な運転・運用は、5~30回の教育を受けることで習得できる。
ご参考までにESCOは、お金を準備しなくても今すぐ新品の機械設備をリースで更新できる仕組みです。
月々のリース代は省エネにより低減される光熱費削減分で充当するビジネスモデルです。
ESCOのポイントは
1. 設備投資が必須。
2. 診断と装置設備の省エネ性能により光熱費が削減されることを保証。
3. 削減量は、装置の省エネ性能により実現されるとして算定する。
4. 予め計算された光熱費削減額を、長期の設備リースの支払いに充当する。
5. 診断・設計・リース手当・設備手配・工事手配までを包括的に行う。
両者は、補完関係にあります。
その理由は、省エネが設備更新・点検整備・最適オペレーションの3要素で構成されるからです。
ESCOは、設備更新に点検整備が付帯します。フルメンテナンス契約で新車をリースするようなものです。
ソフトESCOは、省エネになる最適オペレーションを身に付けるもので、自動車教習所のようなものです。
自動車の燃費を左右するのは、もちろん車本体と点検整備ですが
実は33.3%はドライバーの運転の仕方に影響を受けます。設備も全く同じです。
どんなに省エネ性能の素晴しい設備を導入しても、どれほど点検整備しようとも
常に運転・運用される人々にスキルや意識がなければ効果は2/3に減少します。
この点において、ソフトESCOの価値があり、設備更新と点検整備を行うESCOとは
補完関係にあるのです。